キューバ・ハバナ後編(あやの)【2017/12/22-12/24】
Hola!あやのです。
前回に引き続きハバナ滞在についてつらつらと。
ハバナ2日目後半
昼間一通り観光を終えた私達は旧市街へ飲みに繰り出すことに。
La Bodeguita Del Medio
かのヘミングウェイも通ったというモヒートの有名店へ。さすがに店の前には人だかりが出来てましたが、ドリンクだけならすぐ入れました。(奥にはレストランもある模様)
もはや流れ作業モヒート笑
一杯5CUCと安くはないけど、汗ばむ空気にさっぱりとしたモヒートは最高でした…!
labodeguitarestaurant.restaurantwebx.com
Cerveceria Plaza Vieja
お次はビエハ広場に戻り、クラフトビールのお店へ。キューバでクラフトビールが飲めるなんて!
一杯3CUCだけど、人数いたらビールタワーみたいなやつで飲むのも美味しそう…
さすがクラフトビール、よく流通してるキューバビールと違って濃くて美味しい〜(語彙力)
ここでもサルサの生演奏と、ドラッグクイーンみたいな方がセクシーなダンスを踊ってました。
チェ・ゲバラの壁画
ビエハ広場から近いので散歩がてら壁画を見に行く。どこだろ…
思ったよりちっちゃ!笑 道路沿いにちゃっかり描かれてました。この辺り。
中華街へ
お腹も空いたしとりあえず食べ物を探しに宿の近くに戻る…とこれまでのお酒が効いたのか、トイレに行きたくなり適当な中華レストランへ。
とりあえずビール。
メニューは品切れも多いし、お客さんもいない。でも国営だから利益求めてないし特別改善しようという気もないのでしょう…
エセ中華を食しつつ、せっかくなので若い男性店員に「オススメのクラブ」を聞き出し、店を後に。
BEMBE tapas & bar
カピトリオの近くに昨日客引きしてた生演奏付きのおしゃれバーがあったのを思いだし向かう。
今日は生演奏してなかったけど入ってとりあえずビール(何回目だよ)とおつまみ。
このお店のように最近はパラドールと呼ばれる国営でない個人経営のレストランが増えてるみたいで、その場合料理税(レストランだとどちらにせよかかるみたい?)10%+私税(サービス料的な?)10%がかかるとのこと。
最初そのことを知らず、高くはないけど「10%の私税なんて聞いてないし」という少し騙されたような気持ちになってしまった…(いや、よく確認してなかったこちらが悪いんですけどね)
もやもやな気持ちと夜散歩
ここまで飲み歩いててあれだけど、いまいち私達の求めてるような「ほど良くローカルな飲み屋」が見つからない…それもそのはず、どうやら一般的なキューバ国民にはレストランに行くなんてお金もないし習慣もないとか。
そのことを露知らず歩き回ってると、突然後ろから追い越してきた少年達に「チーノ」みたいなこと言われバカにされた。
これか!噂のチーノ!
チーノは元々スペイン語で「中国人」を意味するのですが、それが転じてアジア人に対する蔑称のように遣われることもあります。
そもそも言葉なんかわからなくてもバカにしてるのなんて表情や態度でわかる。
知ってはいたけど実際に自分が受けるとめちゃくちゃ悲しくなった。気にしなきゃいいんだけど、こんなの初めてだったし少しテンション下がってたとこにトドメを刺されたようで涙が出てきた。
宿に戻る気分でもなかったし、夜散歩にやましーを付き合わせることに。
夜で涼しかったこともあり新市街まで歩いてみた。暗かったけど治安は悪くない。
そのまま昼間行ったマレコン通りに出ると、夜9時くらいで老若男女たくさんの人が防波堤に座ってただおしゃべりしてる。ハバナは眠らない街、ってどこかで見たけどそういう意味で眠らないのだろう。
(写真は撮ってない…)
マレコン通り沿いに旧市街へ戻り、気づけば5キロくらい歩いてた。
観光客向けの店をスルーして昨日からお世話になってる安いバーガーやさんで一杯飲んで締める(結局飲むんかい)
ハバナ3日目
のんびり起きて洗濯したあと遅めの朝食を宿にお願いした。
キューバはフルーツが豊富で嬉しい。
昨日の反省を生かし、今更ながらオーナーのジョージにオススメのレストランやバー、クラブなど聞いてみる。
そして今日はあのフォトジェニックな場所へ。
ホセ・マルティ広場
タクシーは案外高いのでホセ・マルティ広場まで歩いて行く。
途中のカッコいい教会!
笑顔で「チーノ!(悪気はなさそうなタイプ)」と言われるも、日本人だと訂正する気も失せる日中の暑さ…!笑
広場到着。
チェ・ゲバラのアート発見!ちょうど人もいないし写真遊びはかどる(ポージングに難あり)
実はこれ軍施設の壁にあるアート。ゲバラさんばかり人気であれだけど、他の壁にはカミーロさんもいました。
新市街うろうろ
そして昨日おろしたお金が案外足りず近くのバスターミナルでATMで引き出そうとするも、そういえばちょうどホリデーシーズン(明後日はクリスマス)で銀行はおろかATMすら開いてない!
新市街に用事もあったし灼熱の中をとぼとぼ歩く…なんとか1つだけ開いてるATMを発見しおろせた!
そして昨日中華レストランの青年が教えてくれたクラブに行ってみることに。ネットも繋げてないので名前だけを頼りにタクシー運ちゃんをあたるもみんな高圧的で吹っ掛けてくる…
何とか優しい女性タクシードライバーを見つけ10CUCで行ってもらうと…閉まってる!
ちょうど店員さんが来たので聞くと、22時openとのこと…いや、クラブだしそうだよね…まだ夕方だし待てないので泣く泣く旧市街へ戻る…
【Mio&Tuyo】ちなみにこのお店。クラブというよりバー?(真相はわからず)店も周りの街の雰囲気も旧市街と違ってびっくりするほど閑静。よさそうなレストランもちらほら見かけました。
Mio & Tuyo Bar-Restaurant - ホーム - Playa, Ciudad De La Habana, Cuba - メニュー、価格、レストランレビュー | Facebook
夜ご飯からの飲み
仕切り直して夜ご飯へ。ジョージに教えてもらった近くのレストランへ。
並ぶけどそんなに待たずに入れました。
メニューはスペイン語でしか書かれてないけど、親切な店員さんが英語話せてメニューを説明してくれたので助かった〜
一品3.75CUCでかなり満腹!というか食べきれなかった…米は1.5合くらいあったのでは笑
【el levant】
地図を辿っていくも無い。そこに関係ない客引きが来て何故か店の場所を教えてくれたけど、店員さんと客引きが揉め出した?
どうやら店員さんはこの客引きから私達を守ってくれたみたい。まぁ特に被害もなかったんだけど…笑
すごく良さそうなお店だったけど、ドリンクのみでも一人30CUCもする(フード付きだと50!)とのことで断念…
このやり取りも全部スペイン語で、まっっったく英語が通じずもどかしかったです笑
ちなみにここ
【Bar Yumuri】MAPS.ME上だと少し場所がずれてます。20時~で、そもそもこのお店で合ってるのか本当にこの値段だったのかは謎…笑
その他のオススメのクラブはやはりどこも23時以降に開く模様。昨日行けば良かった…
そんなこんなでビエハ広場の方までうろうろ。
夜も相変わらず観光客だらけで、サルサの生演奏に合わせて踊る人達もちらほら。
オビスポ通りのキレイなバーに入る。観光客向けだけど、カクテルのクオリティ高いし、ここでも生演奏があって素敵だった。
ピニャコラーダ。
もう一杯…フローズンダイキリ!
【TECNOBISPO】
Google MapにもMAPS.MEにも載ってませんが、オビスポ通りのどちらかというとカピトリオ側にあったような。2階に上ったところにある素敵なお店でした。
そしてキューバ最後の夜はやっぱりいつもの店で締めたのでした。
キューバ出国
空港へ
朝のフライトのため、早起きしてチェックアウト。ありがとうジョージ!
予約してたタクシーに乗り、30分くらいで空港につく。
フライトのパネルみてると…嫌な予感。フライトの時間一時間早く勘違いしてた…早起き損した!泣
仕方なく空港のイスで過ごす。朝御飯食べようとするもまだカフェなどは開いてない…お土産屋は開いてるのに。
ようやくチェックイン開始で並んで、割とすんなり進むも、やましーは謎の手続き必要で、プジョーのエンブレムのような格好させられる。シュール笑
そんなこんなでキューバから無事出国しました〜!
キューバに関して思うこと
ここで個人的な意見を。
キューバを訪れる前は「社会主義で人々素朴そう〜」とかキラキラなSNSを見て「クラシックカー可愛い〜」とか思ってましたが、実際に行くと客引き(タクシーやWi-Fiカード)はしつこいわ、時々アジア人差別を感じるわでもう既に観光客スレしてしまった人が多くて残念でした…そう、あまり良い印象を持てなかったのです笑(地方に行けばまた違うかもですが)
そして改めてですが、レストラン等の物価は安くないです。玄人バックパッカーが上手く現地に溶け込めば話は別ですが。
素人バックパッカーかつ先進国アメリカから来てしまった私達は「クオリティ低い割に値段は高い」ということに少しガッカリ。安くてクオリティ低いならわかるけど…(ただし現地人価格で購入したもののクオリティは更に低いと思われます)
まぁ私達は生まれたときから資本主義社会に染まってて、その思考から抜け出すことは出来ないのだなと身を以て感じました笑
つらつら書いてしまいましたが、次はアメリカに戻って念願のニューヨークへ…!
キューバ・ハバナ前編(あやの)【2017/12/21-12/22】
Hola!あやのです。
※Hola(オラ)はスペイン語で、英語でいう「Hi」のようなものです。(キューバの公用語はスペイン語)
今日はバラデロから首都ハバナに移動し、観光スポットをゆるっと巡ります!
バラデロからハバナへ
のそのそ起きて準備してると宿のお父さん来て(カタコト英語いける)「朝食いる?includeされてる」というのでお願いすることに。あと葉巻もプレゼントしてくれた。
フルーツもたくさん食べれて大満足。隣は学校なのか子供達の声。
朝食も食べたしチェックアウトしようとすると、お母さん「朝食が2人で10CUC」と。え、includeって言ったじゃん…もう食べたし仕方なく払ったけどなんだかなぁ…てかこういう時ばっかりお母さん英語話せるんかい。笑
ハバナ行きのバスが出るターミナルまで距離があるので何かしらに乗りたいけど、タクシー高いし再度バスに挑戦。
今日は普通のキレイなバスが来て運賃も同じ1CUC。昨日の(トラックの荷台)バスは何だったんだ笑
【Terminal de Omnibus(バスターミナル)】
ターミナルに着くとタクシーの客引きが始まる。念のため値段聞くと二人で80!とんでもない…12時発のバスのチケットを買おうとするも、もう満席…仕方なく14時発のバスにする。予約も出来たらしく少し後悔。
12時発のバスも結局40分くらい遅れて出発していた。
そんな感じで途方に暮れていると、スウェーデン人男性2人組が声を掛けてきた。
「タクシー相乗りしない?一人20でどう?」と。
バスの倍額するし悩んだけど、バスの出発までは遅延も加味して2時間弱くらい…結局ターミナルからハバナ市街地までタクシー使うのも考えたらそんなに変わらないし、時間をお金で買うということで提案にのることに。
スウェーデン人男性のごつめの彼の方(以下、ごつめくん)が勇んで値段交渉しに行ってくれたけど、ハバナ市内と違ってタクシーも少なく競合相手がいないため運ちゃんも強気。
まぁ一人20より下げることは出来なかったけどタクシーで行くことに。最初トランクも閉まらないようなボロい車になりかけたけど、いいタイミングで新しい車のタクシーが現れ危機一髪!笑
そんなこんなで出発。
ごつめくんが「スウェーデン流のタバコいる?」とくれたので試してみる。(タバコは吸わない派ですが)どうやらスヌースという嗅ぎタバコ?の1種らしい。
こんな感じで歯茎のところに挟んで使う。(絵がしょぼい)
すぐに口の中がピリピリし出したので速効で出す笑
直接粘膜からニコチン接種してる感じかしら…結構強めでした!(このせいで俊也は車酔い)
後部座席にはまじめな彼の方(以下、まじめくん)が座り、色々話す。旅のルートやヨーロッパのオススメ、スウェーデンのことなど…ごつめくんはメキシコ留学経験があるらしくスペイン語もぺらぺら。
ちなみにごつめくんが「漫画「NA〇UTO」の『だってばよ』ってどういう意味?」って聞いてきたけど、特に意味はないよ…としか答えられなかったな笑
途中休憩。猫発見。
そういえば、キューバは物価が安いと聞いてきたのにそうでもない。レストランもないし困ってるとまじめくん。
確かに驚くほどの安さはない…
物価のからくりは実は二重通貨制が関係するのだけど、後程。
ハバナに到着し、彼らともお別れ。素敵な出会いでした。(写真が極端に少ない…)
ハバナ1日目(夕方~)
タクシーに近くまで行ってもらい後は徒歩で向かう。ハバナの宿もAirBnBなので昨日の反省を生かし住所と建物に書かれた番地とを照らし合わせながらうろうろするも、住所の番地が見つからない…
それらしきビルに入ってカサらしき所を訪ねるも違う。カサのおばあちゃんが色々話してくれるもスペイン語で全く分からない…とどうやら英語の話せる息子さん?を電話で呼んでくれたみたい。息子さん慌てて飛んできてくれて私達の宿の場所を教えてくれた。こういう親切は本当に嬉しい。
ちなみに番地の並びに決まりがあったようで、奇数番が表通り・偶数番が裏通りだったよう。
ローカルな裏通りに入り、宿見つけてチェックイン。
向かいの建物から道路を眺める女の子達。
オーナーのジョージと奥さん、娘さん二人というアットホームな感じ。ジョージは英語ぺらぺらでこの仕事で勉強したらしい。英語の有り難みをキューバに来て実感…
お部屋は悪くない。プライベートバストイレ…カーテン1枚で部屋と仕切られてる感じですけどね笑(写真の右のやつがバストイレ)
夜ご飯を食べに近くをうろついてみる。
MAPS.ME上でレストランや売店を見つけて行くも実際レストランらしきものが何故か見当たらないので、とりあえず目視でレストランと思われる店に入る。
私達の宿は中華街の近くだったようで、中華レストランだけど中国人はいない笑
中華?か微妙だったけど美味しかったです。
その後街歩き。カピトリオという旧国会議事堂の建物まで歩くと観光客向けのお店など増えてくるけど、値段も安くはない…んー、ローカルレストランを見つけたいのに難しいな…
とぼとぼ中華街の方まで戻ってくると、ふといい感じのお店を発見。お店の人も感じがよく、ビールやご飯が安め。さくっと飲めて素敵だったので明日以降のリピートが確定したのでした笑
【わりとローカルなハンバーガー屋さん】
ビールが1.5、ハンバーガーが1ちょっとくらいでお手ごろ。平日は10~25時、土日は24時間営業という社会主義らしからぬ店です笑
店名はわかりませんがこの辺り。
ハバナ2日目前半
朝食はさっそく昨日のバーガー屋さんへ。
お腹も満たされたとこでいざ観光へ。
中華街の門を抜けたらカピトリオが見える。(工事中で残念)
旧市街(観光エリア)
カピトリオの横を抜けて観光エリアへ。途中から明らかに道が舗装されてキレイになった!
ビエハ広場はおしゃれなカフェやバー、レストランが建ち並ぶ。
近くのオビスポ通りへ。ここもカフェが建ち並び、大道芸なども行われてる。
この通りには銀行があり、明日は土曜日だし念のため追加の両替と、初のCUC→CUPへ。
ここでキューバの通貨について。
キューバは二重通貨制で、
・外国人向けのCUC(兌換ペソ)
・国民向けのCUP(人民ペソ、モネダ)
があります。基本観光客が使うのはCUCなのだけど、両替所で1CUC→24CUPに両替してCUPを利用することが出来ます。(署名や宿の住所の記入が必要)
でも、CUPに両替したのはいいけど案外使うところが見つからない。というか、日本人宿などで情報を入手して行かないと中々お店が分からないのです。
なぜならCUPが使えて安いお店は外観がお店っぽくないから。(壁に穴あけただけのカウンターだったりする)
私達は特に日本人宿には泊まらなかったので驚くほど安いお店は探せず…(見つけさえすればコーヒー4円とかで飲めると思います。クウォリティはさておき)
革命博物館
博物館までの道のりにクラシックカーが並んでる!キューバっぽい!
このクラシックカーは実は観光タクシー。タクシーの客引きは相当激しかったです…
博物館に到着。
キューバ革命に関する人物や出来事の説明、当時の品々等が展示されていました。英語での説明もあるのでスペイン語出来なくても大丈夫。
一通り展示を見てると、国民からのヒーロー扱いの様子も含めチェ・ゲバラはキューバにとっての「坂本龍馬」なのだと感じました。まぁゲバラさんはアルゼンチン人だけどね。
ちなみに展示の一角に「America made Cuba a great country(アメリカのおかげでキューバは素晴らしい国になれた)」的な皮肉表現と共に数名の元アメリカ大統領のカリカチュアパネル(誇張した似顔絵)があり、キューバから見たアメリカが何となく見てとれました…笑(写真撮り損ねた!)
その他車や飛行機、戦車の展示も。
【革命博物館(Museo de la Revolicion)】8CUC/人(2017.12時点)、大きなバッグなどは入口で預けます。
マレコン通り
博物館出た後、マレコン通りという6キロ以上もある海沿いの道へ。
対岸にモロ要塞が見える場所へ行く。
そこでは多くの地元民が釣り。どうやら大人が釣った魚を子供がいけす(コンクリートのくぼみの水溜まり笑)まで運んでるみたい。
マイアミのセブンマイルブリッジで見た魚(さよりみたいなやつ)と一緒だ!
ここは同じカリブ海なんだなと地味に感動。
のんびりした後、旧市街へ戻る途中いきなり男性から英語で「日本人?父が日本に住んでる」と声かけられる。怪しい人かと警戒してたけど普通に陽気な人でした笑
日もぼちぼち傾きかけてきたし、飲みに繰り出すことに。後編へつづく。
アメリカ合衆国・ニューヨーク後編(やましー)【2017/12/30-12/31】
こんにちは。やましーです。
のんびりとニューヨーク観光を満喫しているやましーとあやの。今回の記事のメインは、ニューヨークでの年越しについてです。
【セントラルパーク方面へ】
12/30、ニューヨークは雪。年越し前に寒さに勢いをつけてきました…
(むこうに見えるのがマンハッタン)
この日はセントラルパーク周辺を散策。目的は、翌日のカウントダウンの下見と諸々買い物です(アメリカにいる間に買えるものを準備しておく)。散策しているうちに、リンカーンセンターのチケット売り場が、外の寒さをしのげる上にWi-Fiもトイレも使える素晴らしい場所だと分かりました!翌日の拠点にします!笑
ちなみに場所はここ。
宿に戻ったら、南米編の計画をおおまかに決めた後、出会った方たちにご挨拶。同じ部屋のアルゼンチン人カップルとも最後に連絡先を交換できました。ブエノスアイレスでの再会を楽しみにしてるね、Hernan and Pamela!
(居心地のよい部屋でした)
宿内のバーでビールを飲みながら、この宿出たくねえなぁとしみじみ思う夜でした。ただ、冷蔵庫の卵と海老が誰かに盗られてたのが心残りかな…笑(共同キッチンタイプの宿では時々起こること)
【ゴスペルを聞きにハーレムへ】
12/31朝、昨日遅かった割にはちゃんと起きて、チェックアウトです。1人1$で荷物を宿に預けて出発。
まずはハーレムという街を目指します。目的はゴスペルを聞きに行くため。時間が決まっているため、急ぎ向かいます。地下鉄が急に点検で止まることもあったので焦りましたが、時間通り到着しました。
(ゴスペルを聞きにきた教会)
目的の『Greater Refuge Temple』に着くと、スタッフさんに誘導されて着席。ステージには、マイクだけじゃなくてバンドセットがあり、なんだか思っていたのと違いました笑 いざ始まってみると、バンド演奏が付いていて、ロック調やバラード調のものなどいろいろあり、なんだかライブみたいだなと思いました。見学している人たちの回転が思ったより早かったので、キリがよいところで退散。寄付は1人2$。
【最後までハンバーガー】
教会近くのハンバーガーショップ『Harlem Shake』へ。人も多く人気店のようで、味も美味しかったです。アメリカでは結局最初から最後までバーガーばっか食べてたな…(・ω・)
(アメリカはどのハンバーガーも美味しい)
【年越しカウントダウンまで体力温存】
昨日発見した拠点(リンカーンセンターのチケット売り場)に移動して、カウントダウンに備えて体力を温存します。この日の僕たちの服装は過去最高の防寒装備にしたのですが、ニューヨークは氷点下の強風世界。外に数分いるだけで心が折れるレベルでした…
ちなみに、ニューヨークの年越しといえばタイムズスクエアが定番ですが、タイムズスクエアのど真ん中で年越しするには、当日の午前中からずっと待っている必要があります。その場を離れることもできないので、オムツが必要と言われるほどです。また、人が埋まると締め切られる(入れなくなる)システムのため、夜には中心地周辺は近寄れなくなります。
【年越しスポットまで移動】
21時前に外に出て、セントラルパーク沿いに移動。マックで買ったハッピーミールを持って、事前に目星を付けていたスポットまで。ここは、タイムズスクエアがぎりぎり肉眼で見えるポイントであり、中心地みたいに10時間以上待つ必要がない、僕たちにちょうどよい場所でした笑
場所はこの辺り。
ちなみにギリギリ肉眼で見える、というのはこれくらい。
写真で見ると遠いですが、ズームするとこんな感じ。
もう少しズームするとこんな感じ。
問題は、到着した時点で死ぬほど寒いこと!マックのハッピーミールはすぐ冷たくなりました。温かいうちにと思って食べるも、外気に素手を出すだけで身も凍るレベルでした笑
【年越しまで】
その後、だんだん人が集まってきて、30分くらい経過した時点で、警察から立ち退き要請が…!!ここに集まるな、とのこと。集まった人はみんな反対してましたがしぶしぶ撤退。なんてこった…せっかく最前列だったのに…隣で並んでいた観光客にいたっては三脚も設置して準備万端みたいだったのに…
とりあえず撤退して、当初のポイントから少し離れたところ(道路の反対側)に移動し、なんとかタイムズスクエアが見えるポイントを発見しました。この時点で22時くらい。しかし、人が集まってくるとまた立ち退き要請が…!!せっかく最前列だったのに…
どうやら、警察はただ混雑を避けるために行っているようでした。とはいえ、この極寒の中別のスポット探しを行うすることは難しく。でも、やはりこの目でカウントダウンの瞬間のタイムズスクエアを見たい…!!
この問題を解決するために、僕たちが出した作戦は『年明けの数分前に当初のスポットを通り過ぎる感じで向かって、そのままカウントダウンの瞬間を迎える』でした。ということで、周辺ホテルの壁沿いで1時間以上待ちました。
そして、年明け5分前にポイントに行きます。同じような考えを持った人たちがほどよくいて、一緒にそっとカウントダウンを待ちました。今度は立ち退き要請はなく問題なし(というか警察は最前列でカウントダウンを待っている状態でした、写真撮りながら笑 )。
年明け1分前からみんなでカウントダウンが始まります。遠目に見えるタイムズスクエアのカウントダウン表示を一緒に見ながら。
年明け瞬間は周囲にいる人みんなで盛り上がります。タイムズスクエアの様子を見れたし、セントラルパーク(真後ろ)では花火が上がりました。タイムズスクエアの中心にいる人たちほどではないですが、ここにも一体感があった気がします…!!
終わったらそのまま地下鉄に乗って、宿に荷物を取りに。案外、早々と帰路の人は多いようでしたが、地下鉄はそれほど混んではいませんでした。本数も線も多いからかな。
荷物を取ったら、ジョンFケネディ国際空港へ向かいました。地下鉄からエアトレインに乗り継いで到着。空港には多くの人が搭乗手続きしていました、眠らない空港なんだろうなぁ。
3時くらいにチェックインした後は、強烈な眠気によりギリギリまで椅子で寝ました。その後、カルタヘナ(コロンビア)行に無事搭乗!
…バイバイ、ニューヨーク!
ということで、約1ヶ月にわたる北米編を無事に終えた僕たち。ここまではドライブ旅がメインでしたが、これから本格的なバックパッカー旅が始まります。まずは南米編が始まる…!!
つづく。
アメリカ合衆国・ニューヨーク中編(やましー)【2017/12/27-12/29】
こんにちは。やましーです。
前回、キューバからニューヨークに移動してきたやましーとあやの。ギャップに感動しながら、年末のニューヨークを満喫していきます。
【クイーンズ方面へ】
12/27朝はのんびり起きて朝食作りから。
ニューヨークの過ごし方は今回はホントにのんびり。4年前に弾丸旅行した際に詰め込み過ぎて若干失敗したのが教訓になってますが、のんびり過ごす生活感はすごい楽しかったです。
この日はクイーンズ方面を散策。クイーンズは移民系の方が多く住んでいるらしく、僕たちが行ったジャクソンハイツという街にはインド人街と南米人街がありました。インド人街には百均ショップみたいなとこがあり、ちょうど欲しかった小物類を購入。そして、インド料理屋さんに挑戦しました。店内のお客さんもインド人の方が多いみたいで、みんな手でガツガツ食べてたのが印象的でした。ニューヨークにいるのにアジアにいる感じがしてすごい不思議。
(料理を選んでいる様子)
ちなみにこのお店の場所はここ。
(…あれ、バングラデシュ料理店だったかもしれない)
【ブリュワリーへ】
宿に戻ったら、歩いて数分のところにあるブリュワリーへ。ここでは、作りたてのローカルなクラフトビールが飲めます。
(6種類の飲み比べセット)
おつまみを持ち込みしてよかったみたいですが、ビールだけでも満足でした。結局2人で10杯分の飲み比べを堪能。独特な味ばかりで飲み応え抜群でした。
あと、ここにはイッヌがいたんですが、これがまたかわいかった…(・ω・)
(近くまでホイホイ来てくれる)
【日本への郵送】
12/28、この日は街歩きの前に、日本へ送りたいものがいくつかあったので宿近くの郵便局へ行きました。アメリカでは、USPS(United States Postal Service)というのが日本でいう郵便局。FedexやDHLもあるけど、今回は特にこれで問題なし。アメリカドライブの本(地球の歩き方)や地図、旅に不要となったものなど、送料は22.75$でした(追跡可能サービス等も付けない最安値)。『書類扱い』にならなかったからか、思ったよりかかりました。
【ニューヨーク大学方面へ】
その後、ニューヨーク大学周辺を散策。あまりの寒さに、少し進んでは建物に避難する、を繰り返します。大学自体は開いておらず、隣にあるワシントンスクエア公園へ。実はここ、4年前にも来ており少しゆっくりしたかったんだけど、あまりの寒さに余裕なくとっとと移動することに。ちょうどリスが出迎えてくれるも、全く相手できず…。
(かろうじて撮れた写真)
寒さというのは体力も急速に奪っていくものであり、ちょうど近くに1ドルピザのお店があったので駆け込みました。ここは安いし美味しかった、けど店内も寒かったんだよな…(・ω・)"
(かじかみながら食べている様子)
【ミッドタウン方面へ】
次にミッドタウン方面を散策。ここでは、サンライズマートなる日本食スーパーを見つけました。注文してイートインするスペースもあり、見ているだけで楽しかったです。
また、他にもザラやオシャレなシューズショップなどで普通にウインドウショッピングを楽しみました。ただ、やっぱり寒過ぎたんですよね、基本的に気持ちに余裕がない観光となりました笑
【宿での出会い】
夜は宿で自炊。長期滞在なので食材も買いやすく、調味料も新しく揃えました。
この日は宿内のバーで、いろんな人と話すことができました。日本人の妻を持つニューヨーカーや旅行中のコロンビア人の方など。ちょうど1月からコロンビアに行く僕たちはいろいろ話を聞くことができました。また、旅行中の日本人の方にも出会えました。タイムズスクエアで年越しするために来られたとのこと。ありがたいことに、1杯ずつごちそうになりました(ありがとうございます)!また、別の日本人の方にもその後会えて、この日は嬉しい気持ちになりました(・∀・)!!
【たまには夫婦別行動で観光してみる】
12/29朝、昨日飲み過ぎたせいか僕は二日酔いになっていました笑 この日は夕方からMoMA(Museum of Modern Art:近代美術館)に行く予定であり、それまで少し休みたかったので、あやのとは別行動することにしました。
昼から行動開始した僕は、ヤンキースタジアム(ヤンキースの本拠地)周辺を散策することに。スタジアムやグッズ売り場の周りをウロウロ。当たり前だけどまーくんのユニフォームも売ってて、1人でニヤニヤしてました!この辺りは、土地柄なのかアフリカンの方が増えた印象を受けました。どうしても少し身構えてしまいましたが、スタジアムのゲート前で記念写真撮ってる姿を見るとほっこりします。
(観光客っぽい人たちもいました)
【待ち合わせに遅れる】
待ち合わせ時間に間に合うようにマックで時間潰ししてから移動。ヤンキースタジアムまできた駅からMoMA方面の電車を待ちますが一向に来ず。原因は分かりませんが、MoMA方面の電車はこの駅を飛ばしている模様(・ω・)!!急きょ、違う線を探すことに。しかし違う線の電車がなかなか来ず、結局待ち合わせ時間は間に合いませんでした(申し訳ない…)。時間にゆとりを持って行動したつもりでもこういう事態が起こり得るといういい教訓になりました。また、電話番号を保持したまま旅をしていてよかったな、とも思いました…
【MoMAにて】
MoMAは通常であれば入場料がかかりますが、金曜日の夕方には無料で入ることができます。まぁみんなそれを知ってるので、すごい人の多さになるんですが。僕はあんまりアートとかについて知らなかったんで、今回は適当に写真を撮りました。
(何故か撮った写真は全部ハダカの絵だった )
あまりにも人が多く、疲れてきて歩きながら寝てたら、おんなじような日本人女性を見かけました笑
帰りはルーフトップバーに寄ってビールをば。4年前にたまたま入ったお店で、もう1回来てみたかった場所です。4年前はこうしてまた来ることになるとは思わなかったなぁ。
さて、こんな感じでのんびりニューヨークを満喫している僕たち。いよいよ次回、年越しを迎えます!
つづく。
アメリカ合衆国・ニューヨーク前編(やましー)【2017/12/24-12/26】
こんにちは。やましーです。
前回、キューバ編を終えたやましーとあやの。マイアミで乗り換えてニューヨークを目指します。なお、ニューヨークには約1週間(12/24~12/31)滞在することとなるので、前中後編の3回に分けて記載します。
【アメリカに入国】
12/24午前中にマイアミ着陸後、まずはアメリカ入国の手続きです。マイアミ国際空港では機械による入国手続きができます。パスポートを読み込ませて入国目的などを入力し、出力されるレシートを持ってゲートに並びます。どうやらレシートに『×(バツ)』が印字されるかどうかで並ぶゲートが異なるようでしたが、今回は関係なしに適当に並ばされました。ちなみに、あやののレシートは問題ありませんでしたが、僕は例によって『×(バツ)』でした笑 留学ビザが有効であるせいでしょう、もう諦めてました。
運悪く、並ばされた列がとても時間がかかっている列で、前の家族からはチーノと言われ、後ろの女性は挙動不審で職員さんに何度も注意され、なんだか幸先悪いなと思いましたが、僕たちの入国審査自体はあっさり終わり、職員さんが笑顔でウェルカム!って言ってくれて気が楽になりました。
【ラウンジを満喫】
入国した後は、国内線(マイアミ→ニューヨーク)にチェックインです。ユナイテッド航空の自動チェックイン機はユーザ目線で操作しやすいシステムになっていて、スムーズにチェックインできました、素晴らしい!
僕たちのフライトが出るコンコースにはラウンジがなかったので、ラウンジのあるコンコースを探します。コンコースに入る度に荷物検査をしなくてはいけませんが、フライトに関係ないコンコースに入ることはできます笑 ちなみに全身をスキャンする機械もその都度通らないといけません。
ようやく着いたラウンジでは、ネットが使い放題でビールが飲み放題でサラダも食べ放題という贅沢っぷりに感動しました。キューバからのギャップが大きかったのもありますが、居心地が良過ぎて1月以降の南米編が逆に不安になりました笑 ラウンジではついついゆっくりし過ぎてしまいます…
(ビール飲み放題はいつだって幸せ)
マイアミからニューヨークまでは約3時間のフライトでした。見た映画は『銀魂』。環奈ちゃんがとにかくかわいかった。
【ニューヨーク到着】
ニューアーク空港到着。着陸直前の揺れが大きく、気持ち悪くなってしまったので薬を飲んで宿を目指しました。あやのがLyftを使用してくれて、簡単に直接宿まで移動。
宿到着。今回約1週間滞在する宿は『The Local』というところです。宿内にオシャレなバーがあり、館内設備もキレイで全く言うことありません。23時くらいに着いてまだ気持ち悪かったので、この日はすぐ寝ることにしました。今回予約していた部屋は4人部屋だったのですが、僕たち以外にはもう1組アルゼンチン人カップルがいて、この日は挨拶だけとなりました。後に仲良くなり、南米編でもアルゼンチンで再会することとなります。
ちなみに宿の場所はこの辺り。
(宿から見える景色、最高)
【クリスマスのニューヨーク観光】
12/25朝はスッキリ目覚めることができました。早速朝シャンしましたが、暖かくて水圧も十分なシャワーに感動します。贅沢している気分になり、やはり南米編が不安になります笑
とりあえず近くのスーパーで食材を買って、宿のキッチンでオムライスをあやのに作ってもらいました。ちゃんと自炊するのはこの旅初めて(これからいっぱいしていきますが)。美味しかった、ありがとう。
ニューヨークや南米編の計画を練りたいところでしたが、この日はクリスマスということで、とりいそぎ街を観光に行きます。今年は寒波が強かったらしく外は寒過ぎでしたが、ニューヨークの街並みにはやはり感動しました。
ちなみに、2013年秋に僕たちは一度ニューヨークに来たことがあります。なので、前回行った定番スポット(自由の女神、ブルックリンブリッジ、トップオブザロック、ミュージカル、ジャズバーなど)は今回は行かず、ゆっくりと街並みを見たりローカルなとこも行ってみました。
・ロックフェラーセンターの巨大ツリー
これはベタですが、クリスマス限定の巨大ツリーを見に行きました。観光客が多くて渋滞になってましたが、見た甲斐がありました。また、ここにはアイスリンクもあったのですが、ちょうどそこでプロポーズをしているカップルが…!!なんて素敵なんだ…(・∀・)
(数百人の観客の前での偉業)
これもベタですが、カウントダウンで有名なタイムズスクエアへ。ここは僕たち以外にもお上りさんが多かったですね。あと日本人率が急上昇しました、やはりみんな大好きなんですかね。
(少しオシャレな感じに撮ってみた)
・dainobu
日本食材が置いてるスーパーに行きました。お菓子や惣菜、インスタント食品がたくさん置いてあります。感動してインスタントお吸い物を購入しちゃいました。南米編で絶対に必要となると信じて…!!
(店員さんも日本人でお客さんも日本人で、日本語に溢れていました)
【快適な宿『The Local』】
観光後は宿に戻って、スーパーで買ってきたお肉をあやのに焼いてもらって(これが本当に美味い)、満足してから宿内のバーへ。ウェルカムドリンク(1杯のみ)が付いていたので早速ビールをば。度数9.1%ということでさすがに強かったけど、久しぶりの生ビールは最高でした。ソファにゆっくり座ることもでき、ネットも早いので調べ物も捗り、お互いにやりたいこと等もよく共有できました。旅にはこういう時間が必要なんだと再認識。快適なこの宿のおかげです。
(日本でもよくあやのにレアで焼いてもらってます、焼き加減が神懸ってます)
(宿内のバーで至高の一杯)
【メモリアルミュージアムへ】
12/26朝もゆっくり起きて、朝ご飯作って食べーの、洗濯してからーのお出かけです。
この日はダウンタウンの方に行きました。宿の最寄りの地下鉄(Court Square-23 St Station)がちょうど工事で使えないとのことなので、次に近い地下鉄(Court Sq)からメモリアルミュージアムまで。
メモリアルミュージアムは、アメリカ同時多発テロ事件の追悼施設であり、かつてのワールドトレードセンターがあった跡地に慰霊碑があります。
(慰霊碑には被害者の名前が刻まれています)
ミュージアムには通常だと入場料がかかる(24ドル?)のですが、毎週火曜日は無料チケットが配布される時間があり、その時間をめがけて到着しました。
しかし、年末のニューヨークはとにかく人がめちゃくちゃ多い。あとめちゃくちゃ寒い。あまりの寒さにいったんバーキンに退避笑 その後無料チケット入手のために並ぶことに。1時間くらい並んでようやくゲットしましたが、今度は入場するために並ぶ必要がありました…まぁそれは30分くらいで済みましたが。
(無料チケット。入場する時間帯も指定されています。)
【メモリアルミュージアム感想】
このミュージアムでは、テロが発生する直前および発生の瞬間、そして発生して何が起きたかについて、当時の写真やニュースを見ることができます。音声データを聞くこともできます。生々しくて強烈です。被害者のデータベースを見ることもできますが、日本人の被害者も多く、知らなかったと驚くことが多いです。同時多発テロがワールドトレードセンターだけでなくペンタゴンや他の場所でも発生していたことすら忘れていましたからね…
メモリアルミュージアムに行った直後に感じたことは、被害が大き過ぎることの実感。そして遺族のことを思うと、報復することも仕方がないのではないかと思ってしまいました。『戦争をすることはよくないことだ』と言うのは簡単だけど、実際に親族や友達がこんな目にあったら、国としてもやり返さないといけないのでは、と思わされました。でも報復してしまうと相手国の関係ない人も傷ついてしまうし…と答えは分からなくなるんですけどね。
(テロ直前の写真。旧ワールドトレードセンターがある。)
…という風にいろいろ考えさせられるところでした。
さて、宿に戻った後は最早いつものスーパーでいつもの肉を買ってあやのにまた焼いてもらって食べました。いつもよりありがたみが強かったです。
というふうに、割とのんびりなニューヨーク滞在を開始した僕たち。年末のカウントダウンまでまだまだ堪能していきます。
つづく。
キューバ・バラデロ編(あやの)【2017/12/20-12/21】
Hi,あやのです!
今日はついにキューバへ向かいます!
アメリカからのフライトは国交等の問題もあり少しハードルが高く、あまり情報量も多くないので無事に飛べるか不安を抱えながらまずは空港へ…。
キューバまでの道のり
宿から空港へ
朝のフライトの為早起き。少しでも早めに行きたかったので、昨日のUber配車予約を取り消して改めて依頼…5時台とかUberいるか不安だったけど何台もいる!さすがアメリカ…
4分くらいで来てくれて空港へ向かいました。
空港での手続き
空港に着くと既に沢山の人!私達は今回デルタ航空の便なのでとりあえずチェックインカウンターに並ぶ。ここも既に列が出来てる…
ちなみになぜこんなにもキューバ入国に関して不安だったかといいますと、
①アメリカからのフライトだと「観光」目的での入国は認められておらず、13の項目から当てはまるものを選択することになっている
→仕方なく「キューバ国民支援」を選んだもののイミグレ等でチェックされたら回答に困る
②キューバに入国するにはビザに相当する「ツーリストカード」なるものを入手する必要がある
→入手できる場所がよくわからない(直近のアメリカからのフライト情報があまり見つからなかった)
と、以上の理由からです。
いよいよ自分達のチェックインの番になり、どきどき…と思ったら、
「ツーリストカードは1人$50です」と。
あ、チェックインカウンターで買えるんだ!しかもクレジットカード支払い可!
特に渡航理由もチェックされずあっさり終了…拍子抜けしました笑
荷物検査もすんなり通り、ラウンジで朝ご飯。
いよいよ搭乗開始。ここでツーリストカードの記入をチェックされる。
マイアミからは約1時間の短いフライト、あっという間に着きました。
着陸時に拍手!昔ヨーロッパ行きの飛行機でも遭遇したことあるけど、ほっこりする慣習だな〜
到着、そしてバラデロまでの移動
入国審査もビビってはいましたが特に質問もなくあっさり、税関も用紙持ってないけど適当に出れました…笑
ついにキューバ!
4泊5日というやや強行日程ですが、ビーチがキレイと噂のバラデロと首都ハバナの2ヶ所を回ることに。
空港の到着ロビーにあるATMでCUC(クック、1CUC≒$1)をおろし、黄色のタクシーでヴィアスールというバラデロ行きのバスが出る場所まで向かう。(二人で20CUC)
【バスターミナル】Viazul(ヴィアスール)というバス会社です。ハバナ-バラデロ間だけでなく、トリニダーなどの路線もある模様。
ヴィアスールに着くと早速タクシーの客引きが始まった…
一人20まで下げてきたけどバスだと一人10でバラデロまで行けるので、断ってターミナルまで歩いていくと「15でいいよ!」と。
む…タクシーなら宿の近くまで行ってくれるだろうしいいか、ということで結局タクシーに。
実はフランス人のカップルと相乗りだったみたいで、そのおかげもあってそこまで値段が下がった模様。
レディファーストの精神でフランス人の彼は彼女を助手席に座らせ、後部座席はぎゅうぎゅうになりながらも色々話す。出身やキューバは何日いるのか等…彼の方は英語はもちろんスペイン語もぺらぺら。(に見えた、少なくとも私達には)
ヨーロッパ言語は似てるから学びやすいとか。うらやましすぎる…
途中キレイな海も見ながら、2時間くらいでバラデロへ。
バラデロ
とりあえず宿の近くで下ろしてもらい歩いて探すことに。しかし今回ホテルではなくAirBnBで宿をおさえておりもちろん看板なんてない。
キューバは「casa(カサ)」と呼ばれる政府公認の民泊が普及しており、時々カサの小さな看板は見つかるけど…もちろんネットも無いし、そもそもここはどこ?
同じ場所をぐるぐる徘徊してると、カサを経営してるというおばちゃんが出て来て地図を描いて教えてくれた!そして見つからなかったらうちもあるからねと。優しい…
大体AirBnB予約確定したら詳しい住所や行き方送られてくるはずなんだけどな…とやましーに再確認したら…
あるじゃん!
炎天下の中重いメインバッグとサブバッグ抱えてうろうろしてたのもあり思わずキレる…短気ですみません…。
なんとか無事見つけて少し早いけどチェックイン。早速英語が全く話せないお母さん現る笑
お部屋は離れのプライベートルーム。
そして私達実は調べが甘く、バラデロの中心地やビーチがどの辺りか全く知らずに宿をおさえましたが、どうやら宿はいわゆる中心地やビーチから少し遠い…
ということで宿のお母さんに幹線道路まで連れてってもらい、ビーチに行くバスに乗車!
ってこれ?
ふと、ドナドナド〜ナ〜と頭の中でメロディーが流れる…
でも案外風が気持ちよく笑、ビーチの近くであろう場所まで来てなんとか勢いで下車。1CUC(多分観光客値段)。
ビーチ
どこがビーチかもよく分からないまま、とりあえず海の方へ。
海が見えた…
めっちゃキレイ!!!!
海もだし、ビーチ自体のキレイさに感動…!
気が緩んだ私達は荷物を砂浜に置いて海へ。危機管理の無さに今思うとゾッとしますが、何事もなく海水浴を楽しみました。
ちょっと休憩したあと「MAPS.ME(地図アプリ)」でバーらしきものを見つけたので行ってみることに。
ずっと続く長いビーチ…ビーチ沿いにはホテルがちらほら。
そしてバーというよりは屋台?を見つけ、キューバ名物のモヒートを頼む(2CUC)。ざっくりなレシピでラムの量も砂糖も多いけど!笑
夕暮れ時のビーチはとても美しく、最高のひとときでした…
夜ご飯探し
お腹も空いたし宿に帰ろうと行きにバスを降りた辺りに戻る。バス乗るのはここからでいいか近くのカップルに尋ねると、なんだか歯切れが悪い。そしてついには「観光客はタクシーに乗って」と何だか突っぱねられてしまった。
私達が道端に立ってるとタクシーの声掛けが迷惑だから?それともローカルと観光客との線引き?
少し悲しくなりつつも、とりあえずとぼとぼタクシー探すけど8とか高い値段しか言われないので歩いて帰ることに…まぁ3キロくらいなので歩けなくはないけど、街灯も少なく真っ暗。
ようやくほんのり街明かりが見えてきたので、宿には戻らずそのまま夜ご飯へ。
ちらほら何軒かあったので適当に入る。
とりあえず色々疲れたしビール!笑
キューバ産のCRISTALで乾杯!
ピザは大きくて1.7と安かった。
宿までの帰り道にやけに人が多い場所がある…みんなスマホを持ってるし。
キューバでは他の国のように色々な場所でインターネットを利用することが出来ず、「Wi-Fiカード」というものを購入して決まった場所でのみ利用できます。
多分そのWi-Fiスポットだったと思わる場所では街灯も乏しい中音楽が大音量で流れ、老若男女問わずみんなスマホに夢中…
そして民家の横を通りすぎると、大体の家はドア開けっぱなしで外にイスを出して涼んでいる。なんだか平和だな…
たくさんの星が輝く空を眺めながら宿に帰りついたのでした。
宿にて
暑い気候なのでこの旅初の蚊出現。日本から持ってきたベープをしゅっ…蚊がもがき苦しむのをしっかり見届けました!笑
そしてテレビを付けると、なんか見たことある顔…
尾野真千子さんだ!どうやら日本のドラマがスペイン語に吹替えられて放送されてました。こんな所で見るとは不思議な気持ち…
シャワーもお湯ばっちりで、久しぶりの国移動の疲れもあり爆睡。
【本日の宿】AirBnBで探した民家でした。最近は日本でも規制緩和の流れの民泊、実は日本出る前から東京での宿等はAirBnBを利用しておりました。だってロケーションや部屋の質を考えても安いんですもん。
ということで今さらかもしれませんがオススメのシステムです。
明日はハバナへ。
アメリカ合衆国・マイアミ編(あやの)【2017/12/19-12/20】
Hi,あやのです!
今日はついにアメリカドライブ最終日…!!
最後はマイアミの更に南にあるセブンマイルブリッジまで行ってみました。
キーウエスト方面へ
気持ち早めに起きてまずはGSでガソリン入れつつ売店で朝ご飯を買う。
カスタマイズできるホットドッグを見つけて女性の店員さんに声をかけると移民の方だったらしく「〜〜〜pan?」「Hapones(日本人)?」と急にスペイン語で話しかけられる。
最初全然言ってることが分からず押し問答みたいになってしまったけど、そのうち「日本語でもパンは『pan』なのよね!?」と言ってることが分かり軽く盛り上がる笑
「ここに住んでるの?」とか「マイアミは好き?」などと簡単な英語で話してくれてほっこり。いい1日のスタート!
マイアミ(というか大体の都市部)は有料道路があり、それを避けるため少しフリーウェイに乗ったあとすぐ下道に戻る。距離はないけど下道なので3時間くらいかかる…
街並みが南国。
自然が豊か…そして半島を出て更に走ると、リゾートの雰囲気になってきた。
途中瓦礫の山…(写真撮り損ね)
数ヵ月前のハリケーンの爪痕のようです。恐ろしい…
セブンマイルブリッジ
ここでセブンマイルブリッジ(Seven Mile Bridge)とは。フロリダ半島の南端からキーウェストを結ぶオーバーシーズ・ハイウェイ(海上高速道路)にある42の橋の中で一番長く、全長6.765マイル(10.887km)の橋のことです。ちなみにここはUS-1(日本でいう国道1号線にあたる)という南北に走る道であり、北はカナダ国境から南はキーウエストという果てしない長さ!笑
ついに橋の手前に到着。駐車するところがあり、車を降りて旧道の方に向かうと…工事中で入れない!残念…
少しうろうろしてると、背後に野生のイグアナ。でかっ!笑
しかし海がキレイ…
そして改めて地図を見ると、橋の奥の方にも駐車スペースや旧道へのアクセスがありそう!再び車に乗りブリッジを渡って反対側へ。
急にアジアン増えた…確かに写真映えしそうな場所だもんな笑
旧道の方に歩いていく。海がキレイすぎる!
私達が車で走ってきた新道の横に平行して旧道は走ってます。
橋からぼーっと海を眺める。釣りをしてる人も多い。さよりみたいな魚多い!
またイグアナ。というかイグアナの写真しかない笑
まだのんびりしたい気持ちもありましたが、車を返却しなければならなかったので後ろ髪引かれる思いでブリッジをあとにしました。
レンタカー返却
夕方になり若干渋滞に巻き込まれつつも、無事にダウンタウン方面へ。さすがマイアミ都会!
返却場所をインターコンチネンタルにしていたので車を停めてホテル内のカウンターへ。
ホテルに入るとハイクラスな雰囲気…さすが。でも心なしか白色人種(差別的な意味はありません)ばかり…逆に私達の宿の周りはアフリカンも多い。ここでもアメリカにおける格差を感じました。
そして私達の宿は空港に近いのと明日空港を利用するのもあり、念のため空港でのチェックイン(レンタカーの場合、借りるときはチェックアウト、返すときはチェックインと言います。何だかややこしい…)が可能か聞いてみるも…追加料金ありそうだし難しそう?というか英語力が足りないことを痛感しました…
そして、カウンターの女性は「空港までUberの方が断然安いわよ」と。宿出るの朝5時台だけど大丈夫かな…??
返却も終わり…ついにドライブ旅終了!!
やましーには頭が上がりません…本当にありがとう!
【ドライブ旅の道のり】地味にマップに道のりを記してみました。今見ると果てしない…
宿へ帰る
ホテルからメトロレイルで宿に帰ることに。
ホテルが密集するエリアは本当にキレイで安全。でも少し離れると途端にホームレスの方々が増える。うーむ。
駅に到着してチケット購入し(クレジットカード使えず)、グリーンラインでBrownsbillという駅まで。
街はすっかり暗くなっておりふと駅のホームから裏通りを見ると、
真っ暗な路地からひとり、また一人と人が出てくる…いやなんてことない風景だったのかもしれないけど、昨日からビビってる私達には恐怖の路地裏にしか見えない!笑
そして宿の近くにある「レモンペッパー」というこれまたローカルなファストフード店へ。
入ると意外にも(失礼)お客さんが多く、比較的安い。店員さんが「何日いるの?」「マイアミ楽しんで!」などと気さくに話しかけてくれて嬉しかったです。マイアミ自体には少しビビってたけど、陽気に話しかけてくれる人がより多めな印象でした!
【Lemon Peppers】
宿に戻り先程テイクアウト(アメリカ英語でto go)した夜ご飯を食べる。シュリンプ×10、チキンウィング×8、パン、ポテト、コールスローで$12くらい。かなりボリューミーでお腹いっぱい!
そして明日からのキューバ編に備え、色々準備…空港までUberの事前予約(正確には配車依頼を事前に指定した時間に行ってくれるもので、配車確定ではない)したり洗濯したり。洗濯機&乾燥機は無料で使えて助かりました。
【Uber】日本ではまだタクシー業界の反対や規制の関係で利用できないライドシェアですが、アメリカ以降ちょくちょく利用してます。色々問題行為のある会社のようですが笑、私達からすると本当に便利!電話番号で登録するので出国前の登録がベターです。
https://www.uber.com/ja-JP/ride/
宿泊してるハドソンハウスには他の宿泊客(というか住人の様な雰囲気)もいて、ゲイのカップルが夜中に大きなカメラ機材使って二人で撮影会してるとこを目撃してみたり笑
カメラマンさんなのかな?時間あれば色々話してみたかった〜〜
そんなこんなで…明日はいよいよキューバへ!