いちごいちえ〜人生の夏休み〜

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夫婦で世界のお酒を飲み歩き。酒代はケチらず無理はしない、プチ贅沢バックパッカー。

世界一周の準備について(各種手続きについて)

こんにちは。あやのやましーです。

まずは世界一周の準備として行った各種手続きについて記載します。

(準備した持ち物については次の記事に記載します。)

 

今回記載するのは以下の7点です。

  

 

住民票

 世界一周に旅立つ約2週間前に、海外転出届を自治体に届けました(私たちの自治体では約2週間前でOKでしたが、手続き可能な時期は各自治体で確認した方がよいかもしれません)。通常の転出届の転出先に『アメリカ合衆国』と記載するイメージです。

 

住民税

 住民税は、前年の所得に応じて各自治体に納税するものです(均等割と所得割で構成されています)。私たちは2017年12月1日に日本を出国しました。日本に帰ってくるのは2019年の1月以降の予定です。この場合、住民税は以下のように考えます。

 1.2017年分(通常、2017年6月~2018年5月に徴収)

 2017年分は既に納税することが決まっているものなので、完納する必要があります。私たちはどちらも退職したのですが、それぞれの会社に住民税の残りを最後のお給料から天引きしてもらうように依頼しました。実はこの「住民税の残り」が地味に効いてきます。。。

 2.2018年分(通常、2018年6月~2019年5月に徴収)

 2018年分の住民税は、結論から言うとかかりません。なぜなら2018年1月1日時点で住民票のある自治体がないからです。

 3.2019年分(通常、2019年6月~2020年5月に徴収)

 2019年分の住民税についても2018年分と同じ考えです。ただし、もし私たちが2019年1月1日時点で帰国していれば話は別です。とはいえ、私たちは前年(2018年)に所得がないことが濃厚であるため、均等割のみの比較的少額になるのでないかと思います。

 

所得税

 所得税は、その年の所得に応じて国に納税するものです。通常、会社が年末調整してくれるものですが、私たちはどちらも12月(年末)に退職する形となったため、それぞれの会社に通常通り年末調整していただけるか確認しました。退職が前後一ヶ月ズレていたら、2017年もしくは2018年の所得について自分で確定申告を行う必要がありました。自分が日本にいなくても納税代理人なるものをたてることができるようですが、準備する書類もありますのでお願いされる方も大変なのではないかと思います。

 

年金

 厚生年金については、退職した時点で脱退する形になります。国民年金については、海外転出届を提出した時点で任意加入という形になります。私たちは無理に入り続けることもないと判断しました。

 

保険

 会社の医療保険や生命保険については退職した時点で脱退する形になります。(保険によっては引続き加入することも可能なようです。というのも年齢を重ねてから新規加入すると保険料が高くなることが一般的なようですので、引き続き加入しておかないかと話があったりします。)なお、国民健康保険については海外転出届を提出した時点で脱退する形になるそうです。

 私たちは海外旅行保険東京海上日動、1年6ヶ月)に加入しました。

 

奨学金

 大学時代の奨学金を社会人以降返済しておりましたが、旅行にあたって返済期限猶予を願い出ました。(あやのの場合)

私は出発日と退職日が前後していたので少々ややこしいのですが、一般猶予(失業中)で申請しました。必要な書類は独立行政法人日本学生支援機構のホームページで確認できます。

 必要書類は退職日以降に届くので、私のような日程を組まれる場合は職場もしくは職業安定所から届いた書類を同封し日本学生支援機構に送付してくれる、家族などの日本国内の協力者が必要です。

その他

 NISA口座をお持ちの方は、海外転出する際は口座を廃止した方がよいかと思われます。具体的な要否は銀行にご確認願います。

 自動車をお持ちの方は、任意保険や自動車税、車検について考慮して自動車を継続するか否かご判断することを推奨します。

 世界一周をご検討の方は、旅行したい国に合わせて予防接種を受けるかどうかもご検討した方がよいと思います。『安心を事前に買っておきたい』『高額でも日本でやっておいて出発したい』『タイやアフリカなど現地で安くで済ませたい』などあくまで個人のご判断で行っていただくものです。私たちは黄熱病・A型肝炎狂犬病・腸チフス破傷風MMR日本脳炎について日本で済ませていきました。