キューバ・ハバナ後編(やましー)【2017/12/23-12/24】
こんにちは、やましーです。
前回、キューバのハバナで観光名所を歩き回ったやましーとあやの。今回はもう1日ハバナ観光したことについて記載します。
【宿であれこれ】
12/23朝、前日の歩き回り疲れでのんびり起きた後は、宿の洗濯スペースで手洗濯し、朝食サービスをいただきました。バラデロの宿と同じく2人で10CUC、内容は大満足です。
(フルーツとコーヒーが美味しい)
キューバに滞在する際、宿をカサにするならお金を払って朝食サービスをつけるのがオススメです。ただ、カサなんで(ゆーて民泊なんで)、宿の設備には期待しすぎないこと。部屋の鍵は閉めにくいし開けにくいし、蚊が入りやすいかもしれません。ちなみに、蚊に対してはスプレータイプのベープ(部屋用)は最強です。
【昼の散策】
・革命広場まで散歩
革命広場に面する内務省の壁に描かれたチェゲバラをば。これに限らずいたるところでキューバ人のチェゲバラ愛(?)を感じることができます。ちなみにチェゲバラはアルゼンチン出身。なので、後にアルゼンチンに行った際にも彼のいろんなグッズをみかけました。
・銀行(ATM)を探す
おろしていた分よりお金がもう少し必要だったので、銀行(ATM)を探すことに。しかし、ATMがあるバスターミナルは人がめちゃくちゃ多くてATMも何故か使えない。この時期はクリスマスシーズンだったので、バスで帰省する人が多かったのかもしれません。そういうのを踏まえて旅をする必要があると感じました。ちなみに、『maps.me』のおかげで別の銀行(ATM)を無事発見。『maps.me』とは地図アプリで、データを予めダウンロードしておけばオフラインでも使用できる旅人御用達のアプリです。個人的にはGoogleMap派ですが(・ω・)
この日はとても暑く、炎天下のなか歩き回るには水が必須でした。旅を始めて、日本にいるときと比べるとよく歩いてるのに未だお腹は出たままです。ビールのせいでしょうか。
・前日に中華料理屋さんのお兄さんが教えてくれたクラブに行く
ナイトクラブとのことでしたが昼間も営業しているとの情報があったので、旧市街からは距離がありましたがタクシーで行ってみました。が、行ってみると営業は23時からとのこと…。明日の早朝にフライトの予定なので、今回は諦めることに。。。
ここまできたタクシーでそのままいったん宿まで戻ることに。僕たちに同情してくれたのか、運ちゃんは少し安くしてくれました笑 でもこの運ちゃん(おばちゃん)、運転が荒い…
【夜の散策】
・宿のお父さんオススメのレストランに行く
ジョージ(宿のお父さんの名前)にキューバ料理が食べれるとこを聞いて教えてもらったレストランに行ってみました。ちなみに場所は以下参照。
ここでは下の写真のプレート料理を食べました。このお店はキューバ旅で一番コスパがよかったと思います、食べ切れないほどの量でした。もっと早くに知りたかったー、宿の人にオススメのお店を聞くのが重要だと身をもって学んだことです。
・宿のお父さんオススメのナイトクラブに行く
ジョージにナイトクラブの場所も教えてもらったので挑戦しようと行ってみましたが、営業時間が遅く金額も思ったより高かったことから、断念することに。今回のキューバではクラブに縁がなかったかな…(・ω・)
・音楽を求めてお店探し
『ハバナはサルサの街で、街ではお店の音楽に合わせて地元民がサルサを踊ってる』なんて情報もあったので、観光地付近でお店探し。昼もよかったですが、夜もまたいい雰囲気です。
…しかし、観光地以外は思ったほど音楽に満たされてなかったかな、というのがそのときの印象です笑
お店探しの結果、生演奏付きのバーを見つけました。キューバにしては珍しく(?)ちゃんとしているバーで、カクテルはオーダー後に手作りしているしシェイカーも使っています。ここでは、モヒートとハバナスペシャルをいただきました。生演奏ではスタンドバイミーやビートルズの曲が演奏され、ミュージシャンとお客さんがみんなで歌っていたのが印象的でした。
・いつものお店でビールで〆
今回のキューバ滞在について反省会。キューバではネットが使えないことが、思っていたより旅の難易度を上げました。少し調べてみたいことが出てきてもなかなか答えが分からない。例えば、CUP(キューバ国民向け)を使ってみたかったけど、観光客向けの料金体系で使用しているお店しか見つけきれなかったので、あまり意味がなかった(むしろでコスパ悪くなった)。僕たちはあまり日本人宿に興味がないんですが、そういうところに行った方がもっと情報があったかもしれませんね。
【キューバの印象】
この旅では、街を歩いているとしつこく『タクシー?』『Wi-Fi?』と声を掛けられました。それに追加して、『チーノ!』『ニイハオ!』と言われることもとても多かったです。前回も記載した通り、これらの単語は蔑称として使われることもあるのですが、今回その一端を感じることができたかなと思います。ただの挨拶として言ってくる人ももちろんいましたが、明らかにバカにする感じで言ってくる人も!
『そういう人たちは無視すればいいし、その人たちの品が下がっているだけなのでこちらは気にする必要がない』と思いつつも、やはり悲しい気持ちにもなります。旅を長く続けたら煽り耐性は確実に強くなると思うのですが笑 こちらも煽りスキルがあればいいのに…(・∀・)!!
…という風に、キューバでは泊まった宿の人たちはいい人だったし、親切にしてくれた街の人もいましたが、しつこい客引きや心無い言葉などでなんだか気が疲れることもありました。いいところも悪いところも見れたかな、でも期待値が高かったせいで最終的な印象は少し悪い笑
【宿を出発】
12/24は6時に起きて出発準備。6時30分にタクシーを呼んでもらってたんで、ジョージと最後に写真を急いで撮ってチェックアウト。まだ外は暗く、もっとホストファミリーと会話したかったなと思いながら空港へ(割と話はできたとは思いますがまだ物足りない感じ)。そういえばここでも運転手さんに最初に『チーノチーノ?』って聞かれたな。単純に出身を聞かれただけですが、少しナイーブになっちゃってる自分を感じました。
(ジョージは昔はナイトクラブで遊んでいた)
7時に空港着。ここで、飛行機の出発時間を誤っていたことに気付きました。といっても、1時間以上早く来ちゃった笑 遅く来るよりマシですが、早朝の空港は寒かった…。売店で何か買おうかと思って訪ねてみるも、まだ開いてないこと。店員さんずっとおしゃべりしてるだけ…
【出国時のプチトラブル】
チェックイン時、なぜか僕だけ『ボディスタンプ』なるものが必要と言われます。理由はメキシコ(ティファナ)からの入国時のプチトラブルと同じく学生ビザを持ってるからだったのでしょう。出国時に押してくれとのこと。
出国時、行列のなか僕だけ呼ばれて、入念な荷物チェックと身体検査を受けました。検査時には、みんなの前でプジョーポーズ(多分X線)をさせられる始末…!!
なぜかどこにもスタンプが押されず、検査をしたお兄さんに尋ねるも不要とのことで無事終了。その後は、空港にラウンジはないため、(クオリティの低い)ホットサンドを買ってフライトを待ちます。しばらくすると、館内アナウンスで僕の名前が呼ばれました。ドキドキしながら行くと、飛行機のチケットに検査をしたスタンプが必要だ、とのこと。だから検査後に必要じゃないのかと聞いたやないか、と英語で反論しておくも、彼に伝わったかは不明。
ちなみにキューバの空港では、職員さんはなぜかミニスカにタイツです。空港の外も、ピッチリとしたボディラインが分かる服を着ている人は多いです(完全な余談)。
そんなこんなで無事飛行機に乗れて、1時間弱のフライトとなりました。機内では、行きと同じくお菓子と水が配られ、マイアミに着陸した瞬間、やはり拍手喝采が起きました笑 この体験は南米でも何回かすることとなります。
さて、4泊5日のキューバ滞在を終えた僕たち。クリスマスと年越しをニューヨークで過ごすためにさらに移動します!
つづく。