コロンビア・メデジン編(あやの)【2018/01/06-01/08】
Hola,あやのです!
リアルタイムはアフリカのザンビアで世界三大瀑布のひとつヴィクトリアの滝へ。アフリカを南下していくにつれて街が発展してきたので、ついにイ〇ンモールくらいのショッピングモールを見ただけで感動するほど私達の感動レベルは下がっております。
さて、年明け早々ゆっくりできたカルタヘナを離れコロンビア第2の都市メデジンに向かいます。
1月6日
カルタヘナからは1時間くらいで到着。飛行機を出ると涼しく感じる…それもそのはず、メデジンは標高約1500mに位置し年間を通して18〜28℃という過ごしやすい気候から「City of Eternal Spring」と呼ばれてるのです。
空港から宿(Poblado)まで
空港を出ると、サンディアゴ行きのバスはこっちだよと親切に案内してくれた。いくつか市内まで行くバスはあるのですが、比較的治安のいいとされるサンディアゴ行きを選択。
15分くらい待ったら満員になったので出発。標高が高いからかな、空が近い気がする。
1時間くらいでサンディアゴへ。降りたらタクシーたくさんいてすぐ乗れたけど、勝手に荷物運んでくれた男性にチップ(5,000)を渡す羽目に笑
タクシーの運転手さんは英語が堪能で(本人は謙遜してたけど)日本人とカラカスで一緒に仕事してたらしく、私達が日本人だと分かるとすごく喜んでくれた。
メーター制でちょっと遠回りだった気もしたけど笑、いい人だったな。
宿に到着。スタッフは英語話せて助かる〜
部屋で少しだらだらした後近くのローカル定食屋さんへ。
チチャロン(豚の皮)の脂がヤバかった…
ケーブルカー
メデジンはすり鉢状の地形(南米の都市に多い)で、山の斜面に家がびっしり建っているため夜景がキレイらしい。ということでケーブルカーに乗りにメトロでAcevedo駅へ。
案外人多い!山の中腹のSanto Domingo駅まではメトロの料金で行けるのでそこまで。
実はこのケーブルカー、元々山の斜面に住む低所得者層の為に建設されたもの。(中心の低地に住む人は裕福、山の上に行くほど貧困層が多い)街の中心に行くのに時間がかかる彼等は出来る仕事も限られてたのですが、ケーブルカーのお陰で選べる仕事の幅が広がり貧困そして治安改善に繋がったよう。この他にも低所得者層の住む地域を優先してインフラ整備を進めた結果、2013年の「今年の最も革新的な都市」コンテストで世界1位に選ばれたのです。
駅の周りはいたって平和に見えるけど、やはりスラムのような所なので少し離れると治安は良くないらしい。なので駅の近くを軽く見て回る程度で。
うろうろしてたら何か手助けいる?と声かけてくれる女性がいたりと親切。
夜景を見たいので日没待ってから再びケーブルカーへ。
乗車の列に並んでると、後ろからつんつん。
振り返ると男の子から「Hola!」と。
今回もスペイン語話せないためにあまり会話出来なかったけど、とりあえず日本人だよと伝えてアニメの名前を言いまくった笑(ドラゴンボールは伝わったかな?)
そのご家族と一緒のケーブルカーに乗る。
日も暮れてたくさんの家の灯りが温かく輝いている。
降りた後一緒に写真を撮ることに。
ちなみにこの男の子も10歳…トトゥモツアーといい2日連続で10歳に声掛けられるとは!笑
宿に戻るメトロの中でも写真を一緒に撮ってと頼まれる笑 まだまだアジア人は珍しいのかもしれない。
宿の周りはポブラドというエリアで比較的治安が良い。帰り道も人が多いし安心でした。
【Guest House Poblado】個室でもお手頃価格。朝食が美味しかったです。
1月7日
早起きするつもりだったけど案の定出来ず…でも朝ご飯はしっかりいただきます笑
今日はメデジンから日帰りで行ける観光地La Piedra del Penol(ラ・ピエドラ・デル・ペニョール)とGuatape(グアタペ)へ!
La Piedra del Penol(悪魔の岩)
バスターミナルのグアタペ行き(途中下車で悪魔の岩へ行ける)チケット売場へ向かうも長蛇の行列…10時から30分程並んで11:45のチケットGET。
バス乗場へは金属探知ゲートをくぐりチケット無しでは入れないようになってて安心。
チケットに乗場の番号とバスのナンバーが書いてあるのでそれで確認。日曜で人も多いからかどうやら5分おきの運行!
ほぼ定刻運行で感心したけど、結局は途中乗車や渋滞で通常2時間のところが3時間かかる…
定員オーバーでもはや立ち乗り。道悪いし大変そう…
ガソリンスタンドの横で降りて隣のトイレへ。チップ必要。(岩の下のトイレはタダだったのに…)
岩の下まで行く階段で既に息がきれる…空気が薄いような気がする。
結局15時くらいに着いてしまいグアタペも行けるか不安だったのに、岩の下に着くとまさかの行列…泣
チケット買ってもすぐ登れる感じではなく、チケット待ちと登り待ちの2つの列…仕方ないしチケット買うのに並んでたら、欧米人カップルが「私達もう登らないからチケットいらない?」と同額で売ってくれて時間短縮!
しかしその後登り待ちがまた長い…どんどん日は傾き焦ってる私とは対照的にコロンビア人はのんびりしてる笑
やっと私達の番に!なぜかさっきの階段より楽に感じる…見た目はこっちの方がキツいんだけど。
途中くだらないことでやましーと険悪になってしまう…でも頂上で仲直り!
素晴らしい景色!頑張って来た甲斐があった!
Guatape
グアタペはカラフルな建物で有名な街。昔はすごく治安が悪かったらしいけど、街中をカラフルにして観光地にしてしまうことで治安を改善させたらしい。本当コロンビア面白い方法で治安対策してて素敵!
悪魔の岩から少し先にあるのでトゥクトゥク(バイクタクシー)で行こうとするもバスで行けと断られる。
その時バスがちょうど来たので勢いで乗ってみる。1人2,000と安い。でもグアタペまでも渋滞…本当は明るいうちに着きたかった…結局着いたときには若干暗かったけど、あわてて写真撮りまくる。
もはや普通にキレイな夜の街笑
そして有名なカラフル階段へ…
って完全にインスタ萎えじゃん!笑
日曜の夜にも関わらず人が多い!
お腹も空いたし近くでアイスを買う。
既に19時過ぎ…メデジンに少しでも早く帰りたかったのでさくっと観光した後すぐにバスチケット売場へ。ここでも行列…しばらく待っていると偶然バスの運転手さんが「おまえらメデジン行きか?空いてるから乗れ!」とバスのステップに詰めて乗せてくれた笑
暗い時間に明らか外国人が待ってたから気を利かせてくれたのかな?座席ではなかったのでお尻がやられたけど少しでも早く帰れて良かった…といっても帰りももちろん渋滞。
真っ暗なバスの車内では陽気なラテンミュージックが爆音で流れている。やましーの前に座ってた少年はやましーの足を枕に通路に寝出した…(周りの乗客の同情の目)
結局3時間30分くらいかかり、ターミナルからメトロで宿に帰るつもりがイレギュラーにこの日は営業終了…仕方なくタクシー。メーター制で最初の目安より安くてお得感。無事に宿に帰りつく。
パークジェラスでちょい飲み
パークジェラスの周りにはバーやレストランがたくさんあると聞き、お腹も空いていたので夜歩きにビビりつつも行ってみる。
パークポブラドの向かいはマリ◯ァナ吸ってる人でたくさん…隣に警察官立ってるけどね。
久しぶり夜の街の雰囲気…パークジェラスの前のビール屋さんが雰囲気良さそうだったので入ってみる。
クラフトビール!
女性店員が本当美人さんで「日本から来たの?いつか行きたい」と言ってくれた。彼女はベネズエラ人。経済破綻した彼女の国を思うと、隣国コロンビアに働きに出てるのかなとか今は国に帰れないんだろうなとか少し胸が締めつけられた。
帰り道はローカルから意外にも「サヨウナラ」と日本語で挨拶されたり、意外でなく「コ◯イン?」と声かけられたり。笑
今思うと近くでもいいからタクシー使うべき時間だったと思う、ちょっと反省。
1月8日
ボゴタ行きチケットを買いに
一旦チェックアウト後バスターミナルへ。セキュリティに定評があるらしいボリバリアーノ社の窓口へいくと今日の分は完売…ネット予約もできたしなんだったら前日バスターミナルいたのに買わなかったことを後悔。
日程もかつかつなので仕方なくボゴタ行きそうな別の会社のバスにしたけど急に不安…最近はあまり無いらしいけど、コロンビアのバスはゲリラに襲撃されることがあるとか。
PERGAMINO Cafe
一旦宿に戻ってポブラドにある有名らしいPERGAMINO Cafe(ペルガミノカフェ)へ。昼間のポブラドはいたって平和に見える。
贅沢にもフラペチーノ。
フリーWi-Fiがあるので調べものしてると、突然コロンビア人の女の子が話しかけてくれた。どうやら大学で日本語を習ってるらしい!もう1人日本人留学生の方と一緒に来てて、留学生の方は今日帰国とのこと…別れの時を邪魔するのも申し訳ないなと思いつつ、お2人が相席してくれたので旅の話や授業の話などすることに。
留学生の方の飛行機の時間が近づいたのでその方は先に店を出る。
私達も店を出てバイバイ。思わぬ出会いだったけど素敵な時間でした。
私のアゴっぷり…
【PERGAMINO Cafe】
Buy Fresh Colombian Coffee Directly from Origin - Pergamino Cafe – PERGAMINO North America
宿の近くのレストランで早めの夕食。
sausageと言われ頼んだらなぜか牛肉細切り笑 美味しかったからいいけど。
その後宿でバスの時間まで待たせてもらう。途中雨がザーザー…駅まで歩く気が失せるレベル。奇跡的に出る時間に収まり何とかメトロでバスターミナルに向かう。
バスターミナルで出発まで待ってると、ちょっと危うい人が徘徊してる…気を揉むのも嫌なのでさっさとゲートをくぐり乗場で待つことに。荷物検査は機械を通すだけで適当。
荷物積み込みの際タグと引換券があって安心。座席も日本の長距離バスよりは広いかな?乗客はローカルばかり。道がそんなに良くなく夜も雨ざーざー。初めての南米夜行バスに慣れないのもあり、快眠とはいきませんでした…笑
飛行機の関係もありメデジンはあっという間の滞在。
次はコロンビアの首都ボゴタへ。