ブラジル・サルバドールのカーニバル編(あやの)【2018/02/12-02/13】
お久しぶりです、あやのです。
ブログの更新が止まってしまってるのですが…時系列的に色々とばしてブラジルのサルバドールのことについて書きたいと思います。
前置き
なぜ急によく分からないスイッチが入ったかというと…あと約1ヶ月で今年のブラジルのカーニバルが開催されるにあたりサルバドールのカーニバルにも是非行ってみてほしいからです。
そもそもカーニバルとは謝肉祭のことで、カトリックなど西方教会の文化圏でみられる季節行事です。ブラジルで一番有名なのはリオデジャネイロのカーニバルですが、私達はリオ以外にももう1ヶ所行ってみました。それがそう、サルバドールです。
「カーニバルってどこも同じようなものでは?」と思われるでしょうが、地域によって全く違います。そしてこのサルバドールのカーニバルが個人的にかなり楽しかったので
す。
ただ、リオに比べるとあまり認知度も高くないし現地に来ないと情報が手に入りづらいので少しでも参考になればと思います。(あくまで2018年の情報かつ私たちがわかる範囲の情報ですが…)
カーニバル概要
前置きが長くなったところで…
サルバドールのカーニバルは2つのスタイルがあります。
①何組ものアーティストが大きなトラックの上で生歌を歌い、その後ろを観客が踊りながらぞろぞろついていくもの
②ローカルで結成された何組もの太鼓隊と踊る人を観るもの
です。
①に関してはあり得ない人口密度で観客が踊っているのでスリ率高い(実際あった人いました)ですが、お金を払って安全ゾーンに入れるとのこと…私達はいまいち分からなかったのでタダでついていきました。(女性は手ぶらで最低限の荷物をブラの中にいれるのが一番安全です)
そしてサルバドールのカーニバルの会場によってスタイルが分かれています。大きく分けて3ヵ所で行われているのですが
カンポグランジ→①(Reggae多めの印象)
バーハ→①(pop music多めの印象)
ペロウリーニョ→②(日本人宿なお宿さんの太鼓パフォーマンス観たのはここでした)
といった感じです。
かなり雑ですがこんな位置関係です。
ちなみに2018年はこのアプリで全日程のアーティストの参加情報がわかりました。
以下日記をつらつらと。
2月12日
リオからサルバドールへ
前日はなんとか3時くらいまでリオのカーニバル会場で粘ったためなんだかんだ2時間も寝てない…けど飛行機は逃せないし意地で起床!
近くの公園でタクシーを拾って空港へ。昼間はそんなに人がいないのかさくさく進んだ。
ペルー以来の飛行機のため、久しぶりのラウンジにテンション上がる!
ご飯充実してるしポンデケージョ美味しい…
今回利用したゴル航空、LCCの割に良かったです。
あっという間にサルバドール着。宿までタクシーを使おうとするも…馬鹿高い!
ということでブラジルでは初Uberでスムーズに宿へ。
宿めっちゃキレイで雰囲気いい!
外が賑やかなので窓をのぞいてみると、さっそく太鼓隊発見。
スタッフも気さくで、カーニバルやレストランの情報を詳しく教えてくれた。
ふと宿のテレビにカーニバルの様子が映ってる…
人多っ!!
宿泊客のおじいちゃんが「トラックの後に着いてくカーニバルは東京の満員電車みたいだ、そこでお金すられた」と教えてくれた。彼は67歳で、今回人生で初めてドミに泊まってみたんだと!でも明日移動して泊まる部屋はシングルだからさみしいって…かわいい笑
ペロウリーニョ散策
サルバドールは治安が悪いという前情報のだめ、ビビりながら街歩き…まぁでもちょうどカーニバル期間で人通りも多いし、思ったよりは安全。露店の売り子達も気さくで時々日本語でも話しかけられた!
宿で教えてもらったレストランでバイーア州の郷土料理ムケッカを。
ココナッツがきいてグリーンカレーみたい?美味しい!
カンポグランジでべろべろ
帰って次の目的地の調べものを…と思ったのだけど、19時のショットタイムや突然始まったダンスタイム(テレビのダンスに合わせてみんなでダンス、私達下手くそ…)に巻き込まれる笑
その後宿のみんなで飲みに出ることに。顔に同室のイギリス女子がペイントしてくれた!
飲みに出る、といってもいい感じのお店はなく…気づけばカンポクランジのカーニバルに参加してました。
踊れないのに踊りまくり。人生で一番踊った夜だと思う。地元の子達もまじったり、声かけてくれたりはたまたハートマーク送ってくれたり笑
一方で検挙されてる少年グループもいたりして治安はやっぱりいいとは言えないかな?
ビールも誰かが買ってきては配ってくれるので、もう何本飲んだか分からない…
そんなこんなでへろへろだし(前日も寝てないわー辛いわー)ビール飲みすぎてトイレ行きたいので、午前1時過ぎになんとかみんなと別れて帰ることに。
こんな時間でも本当に満員電車並み…人多すぎて帰るのも一苦労。
なんとか特設トイレ見つけて安心したあと、歩いて帰るには遠いのでタクシー探すことに。結果割高だけどバイクタクシーで帰ることに。夜風が気持ちいい〜
ペロウリーニョの宿近くまでは交通規制の関係でバイクが入れず、結局夜道をちょっと歩くことに。バイタクのお兄さんに「気をつけてね」と注意されたけど、へろへろのアジアンとかこりゃいいカモだな笑
午前2時過ぎ、なんとか無事に宿に帰ると昼話したおじいちゃんと別のおじちゃん以外誰もいない…さすがカーニバル笑
さすがにぐっすり寝た。
2月13日
昼~ペロウリーニョでなお宿さんチーム発見
昼くらいにのそっと起きて準備。
今日はペルーで買ったロングワンピを着てみる。宿泊客の女子が「いいね」って誉めてくれたけど、ちょっとした一言で嬉しくなるよね。
宿の近くで昼ごはんにチュラスコとアセロラジュース。不規則な生活で荒れた肌にビタミンCを!
この日も宿のみんなはそれぞれカーニバルに繰り出してて、カンポクランジに行く女子達がせっかく誘ってくれたけど…次の日のフライト予約がなかなか進まず一緒に行けず泣
なんとか予約完了して近くのペロウリーニョの広場辺りをうろつく。
するとたまたま日本人宿なお宿さんの太鼓隊に出会ったのでついてくことに。
そのうち別の演奏隊のチームが向こうからやってきたと思ったら…すれ違い様に「上を向いて歩こう」を演奏してくれた!
こんな日本の反対側で温かい交流があるなんて、そんな優しさに嬉しくなって涙が出てしまった。涙脆くなったな…
その後屋台でチュラスコ買ってる間に一瞬見失いつつも最後まで観させていただきました。最初は日本人チームってなんだか物珍しい感じで見られてたけど気づけば周りでみんな踊ってて、音楽って人種も国境も越えるんだなって感動でした。
バーハでひ弱そうなアジアン二人組がうろつく
その後宿に帰ってせっかくなのでバーハへ行くことに。時間帯が悪いのかUber3台くらい断られた…
ようやくつかまえてバーハ行くも道間違えまくりだし中途半端なとこで降ろされるし散々…
気を取り直して会場へ。まだまだやっててみんなノリノリで踊ってる。ビールも止まらない…
少年が話しかけてきてくれたけどポルトガル語全然わからず…ただ父が日本人?ということだけはわかった。
途中通りすがりに腰回り触られる…スリかな?残念ながら荷物はブラの中だよ。
VIP席とかもあったりして、そこもクラブみたいになってました。
使用済みのゴムはなぜ道端に落ちてるんだろ…
こんな夜にうろついてるアジアンもそうそう見かけないからか一緒に写真撮ってとか言われたり。
バーハも十分楽しめたので帰りはタクシーを拾って帰る。行きと違って今度はすんなり宿の近くに着いてくれた。
さすがにお腹一杯なのでこれ以上ビールは飲まず…この日もみんな夜更かしで部屋に私達以外誰もいない。
次の日は深夜便で移動のため日中は街ぶらすることに。
【今回の宿】Acai Hostel Salvador
カーニバル期間中のためかいつもかは分かりませんが割とパーティー宿ですが、料金が高いこともあってか(カーニバル中は爆上がり)民度高いです。ドミは最高設備、スタッフも気さくで素敵。