キューバ・ハバナ後編(あやの)【2017/12/22-12/24】
Hola!あやのです。
前回に引き続きハバナ滞在についてつらつらと。
ハバナ2日目後半
昼間一通り観光を終えた私達は旧市街へ飲みに繰り出すことに。
La Bodeguita Del Medio
かのヘミングウェイも通ったというモヒートの有名店へ。さすがに店の前には人だかりが出来てましたが、ドリンクだけならすぐ入れました。(奥にはレストランもある模様)
もはや流れ作業モヒート笑
一杯5CUCと安くはないけど、汗ばむ空気にさっぱりとしたモヒートは最高でした…!
labodeguitarestaurant.restaurantwebx.com
Cerveceria Plaza Vieja
お次はビエハ広場に戻り、クラフトビールのお店へ。キューバでクラフトビールが飲めるなんて!
一杯3CUCだけど、人数いたらビールタワーみたいなやつで飲むのも美味しそう…
さすがクラフトビール、よく流通してるキューバビールと違って濃くて美味しい〜(語彙力)
ここでもサルサの生演奏と、ドラッグクイーンみたいな方がセクシーなダンスを踊ってました。
チェ・ゲバラの壁画
ビエハ広場から近いので散歩がてら壁画を見に行く。どこだろ…
思ったよりちっちゃ!笑 道路沿いにちゃっかり描かれてました。この辺り。
中華街へ
お腹も空いたしとりあえず食べ物を探しに宿の近くに戻る…とこれまでのお酒が効いたのか、トイレに行きたくなり適当な中華レストランへ。
とりあえずビール。
メニューは品切れも多いし、お客さんもいない。でも国営だから利益求めてないし特別改善しようという気もないのでしょう…
エセ中華を食しつつ、せっかくなので若い男性店員に「オススメのクラブ」を聞き出し、店を後に。
BEMBE tapas & bar
カピトリオの近くに昨日客引きしてた生演奏付きのおしゃれバーがあったのを思いだし向かう。
今日は生演奏してなかったけど入ってとりあえずビール(何回目だよ)とおつまみ。
このお店のように最近はパラドールと呼ばれる国営でない個人経営のレストランが増えてるみたいで、その場合料理税(レストランだとどちらにせよかかるみたい?)10%+私税(サービス料的な?)10%がかかるとのこと。
最初そのことを知らず、高くはないけど「10%の私税なんて聞いてないし」という少し騙されたような気持ちになってしまった…(いや、よく確認してなかったこちらが悪いんですけどね)
もやもやな気持ちと夜散歩
ここまで飲み歩いててあれだけど、いまいち私達の求めてるような「ほど良くローカルな飲み屋」が見つからない…それもそのはず、どうやら一般的なキューバ国民にはレストランに行くなんてお金もないし習慣もないとか。
そのことを露知らず歩き回ってると、突然後ろから追い越してきた少年達に「チーノ」みたいなこと言われバカにされた。
これか!噂のチーノ!
チーノは元々スペイン語で「中国人」を意味するのですが、それが転じてアジア人に対する蔑称のように遣われることもあります。
そもそも言葉なんかわからなくてもバカにしてるのなんて表情や態度でわかる。
知ってはいたけど実際に自分が受けるとめちゃくちゃ悲しくなった。気にしなきゃいいんだけど、こんなの初めてだったし少しテンション下がってたとこにトドメを刺されたようで涙が出てきた。
宿に戻る気分でもなかったし、夜散歩にやましーを付き合わせることに。
夜で涼しかったこともあり新市街まで歩いてみた。暗かったけど治安は悪くない。
そのまま昼間行ったマレコン通りに出ると、夜9時くらいで老若男女たくさんの人が防波堤に座ってただおしゃべりしてる。ハバナは眠らない街、ってどこかで見たけどそういう意味で眠らないのだろう。
(写真は撮ってない…)
マレコン通り沿いに旧市街へ戻り、気づけば5キロくらい歩いてた。
観光客向けの店をスルーして昨日からお世話になってる安いバーガーやさんで一杯飲んで締める(結局飲むんかい)
ハバナ3日目
のんびり起きて洗濯したあと遅めの朝食を宿にお願いした。
キューバはフルーツが豊富で嬉しい。
昨日の反省を生かし、今更ながらオーナーのジョージにオススメのレストランやバー、クラブなど聞いてみる。
そして今日はあのフォトジェニックな場所へ。
ホセ・マルティ広場
タクシーは案外高いのでホセ・マルティ広場まで歩いて行く。
途中のカッコいい教会!
笑顔で「チーノ!(悪気はなさそうなタイプ)」と言われるも、日本人だと訂正する気も失せる日中の暑さ…!笑
広場到着。
チェ・ゲバラのアート発見!ちょうど人もいないし写真遊びはかどる(ポージングに難あり)
実はこれ軍施設の壁にあるアート。ゲバラさんばかり人気であれだけど、他の壁にはカミーロさんもいました。
新市街うろうろ
そして昨日おろしたお金が案外足りず近くのバスターミナルでATMで引き出そうとするも、そういえばちょうどホリデーシーズン(明後日はクリスマス)で銀行はおろかATMすら開いてない!
新市街に用事もあったし灼熱の中をとぼとぼ歩く…なんとか1つだけ開いてるATMを発見しおろせた!
そして昨日中華レストランの青年が教えてくれたクラブに行ってみることに。ネットも繋げてないので名前だけを頼りにタクシー運ちゃんをあたるもみんな高圧的で吹っ掛けてくる…
何とか優しい女性タクシードライバーを見つけ10CUCで行ってもらうと…閉まってる!
ちょうど店員さんが来たので聞くと、22時openとのこと…いや、クラブだしそうだよね…まだ夕方だし待てないので泣く泣く旧市街へ戻る…
【Mio&Tuyo】ちなみにこのお店。クラブというよりバー?(真相はわからず)店も周りの街の雰囲気も旧市街と違ってびっくりするほど閑静。よさそうなレストランもちらほら見かけました。
Mio & Tuyo Bar-Restaurant - ホーム - Playa, Ciudad De La Habana, Cuba - メニュー、価格、レストランレビュー | Facebook
夜ご飯からの飲み
仕切り直して夜ご飯へ。ジョージに教えてもらった近くのレストランへ。
並ぶけどそんなに待たずに入れました。
メニューはスペイン語でしか書かれてないけど、親切な店員さんが英語話せてメニューを説明してくれたので助かった〜
一品3.75CUCでかなり満腹!というか食べきれなかった…米は1.5合くらいあったのでは笑
【el levant】
地図を辿っていくも無い。そこに関係ない客引きが来て何故か店の場所を教えてくれたけど、店員さんと客引きが揉め出した?
どうやら店員さんはこの客引きから私達を守ってくれたみたい。まぁ特に被害もなかったんだけど…笑
すごく良さそうなお店だったけど、ドリンクのみでも一人30CUCもする(フード付きだと50!)とのことで断念…
このやり取りも全部スペイン語で、まっっったく英語が通じずもどかしかったです笑
ちなみにここ
【Bar Yumuri】MAPS.ME上だと少し場所がずれてます。20時~で、そもそもこのお店で合ってるのか本当にこの値段だったのかは謎…笑
その他のオススメのクラブはやはりどこも23時以降に開く模様。昨日行けば良かった…
そんなこんなでビエハ広場の方までうろうろ。
夜も相変わらず観光客だらけで、サルサの生演奏に合わせて踊る人達もちらほら。
オビスポ通りのキレイなバーに入る。観光客向けだけど、カクテルのクオリティ高いし、ここでも生演奏があって素敵だった。
ピニャコラーダ。
もう一杯…フローズンダイキリ!
【TECNOBISPO】
Google MapにもMAPS.MEにも載ってませんが、オビスポ通りのどちらかというとカピトリオ側にあったような。2階に上ったところにある素敵なお店でした。
そしてキューバ最後の夜はやっぱりいつもの店で締めたのでした。
キューバ出国
空港へ
朝のフライトのため、早起きしてチェックアウト。ありがとうジョージ!
予約してたタクシーに乗り、30分くらいで空港につく。
フライトのパネルみてると…嫌な予感。フライトの時間一時間早く勘違いしてた…早起き損した!泣
仕方なく空港のイスで過ごす。朝御飯食べようとするもまだカフェなどは開いてない…お土産屋は開いてるのに。
ようやくチェックイン開始で並んで、割とすんなり進むも、やましーは謎の手続き必要で、プジョーのエンブレムのような格好させられる。シュール笑
そんなこんなでキューバから無事出国しました〜!
キューバに関して思うこと
ここで個人的な意見を。
キューバを訪れる前は「社会主義で人々素朴そう〜」とかキラキラなSNSを見て「クラシックカー可愛い〜」とか思ってましたが、実際に行くと客引き(タクシーやWi-Fiカード)はしつこいわ、時々アジア人差別を感じるわでもう既に観光客スレしてしまった人が多くて残念でした…そう、あまり良い印象を持てなかったのです笑(地方に行けばまた違うかもですが)
そして改めてですが、レストラン等の物価は安くないです。玄人バックパッカーが上手く現地に溶け込めば話は別ですが。
素人バックパッカーかつ先進国アメリカから来てしまった私達は「クオリティ低い割に値段は高い」ということに少しガッカリ。安くてクオリティ低いならわかるけど…(ただし現地人価格で購入したもののクオリティは更に低いと思われます)
まぁ私達は生まれたときから資本主義社会に染まってて、その思考から抜け出すことは出来ないのだなと身を以て感じました笑
つらつら書いてしまいましたが、次はアメリカに戻って念願のニューヨークへ…!